1 2004年 11月 10日
![]() 初めて映画館へ行ったのは、高校2年の時だった。 それ以前に映画館で映画を見た記憶は無い。 次に映画館へ行ったのは、大学進学のため首都圏へ引っ越してからだった。 そこで初めて単館公開の、いわゆる「ミニシアター系映画」の存在を知った。 就職のため、再び地方での生活に戻ることになった。 何度かの転勤を経て、今は、最寄り映画館まで約50㎞というところに住んでいる。 7年前に中国語圏の映画にはまりこんで以降、見る映画の本数が格段に増えた。 地元では主にハリウッド系の作品しか公開されないから、鑑賞料金の10倍近くの交通費をかけて東京まで行くようになった。 とはいえ、あれもこれも見たいと思ったところで、かかる金と時間が半端じゃないから、たいした本数は見ていない。 映画を見ている内は現実を忘れられる。自分のことや仕事のことを考えなくていい。 現実逃避……それが映画を見に行く唯一の理由だ。 見たから何をするということでもなく、ぼんやり映画の世界に浮かんで揺られているだけ。 つまり、そんなことのために膨大な金と時間を費やしているのだ。 もちろん映画を見終わった後は、いつもなにがしかの思いを抱く。それだけは確かだ。 下手すると、それが実際の生活に影響するくらい引きずることさえある。 だが、それを書き留めようとすると、言葉が全然出てこない。いつだってそうだ。 結局つっかえて固まって、粉々に砕け散る。 映画評論・感想をテーマにしたインターネットサイトは星の数ほどあるし、みな書きたいことを自由に書いている。 そのことを、ただ、ただ、凄いと思う。 いつか自分も、感じたことを言葉にして思うとおり書ける日が来るのだろうか。 ■
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by terrarossa
| 2004-11-10 02:10
| 映画
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自己紹介
ハンドルネーム:テラロッサ
身分:社会人(農業関係) 関心事:サッカー、虫、植物、地理、 映画、音楽 時々:絵を描く、写真を撮る、旅行する ハンディキャップ:筋金入りの下戸 座右の銘:結果オーライ 将来の目標:空を飛ぶ ライフログ
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