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2010年 08月 23日
ロシア極東の市場を行く
 ロシアの商店というと、
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 商品がショーケースの中とか窓の内側に貼られていて、客は欲しいものを店員に言って出してもらい、チケット売り場のような小さい窓口を通じて商品の受け渡しと金銭の支払いが行われるスタイルが一般的だったのだが、ウラジオストクでは、客が商品を手に取りながら買い物できる、いわゆるスーパーマーケットスタイルの店がさらに増加していた。
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 そして、あちこちで見かける「24」という数字。「24時間営業」と「24時まで営業」の両方あったが、いずれにしても、深夜営業の店が増えたということか。

a0021929_1343584.jpg 一方で、従来のスタイルをとる「キヨスク」も
a0021929_13574.jpg 露店も健在。
 ハバロフスクでは、スーパーマーケットはまだ一般的ではないようで、店の数も少なかった。

 ウラジオストク、ハバロフスクは極東地方らしく、魚介類がたくさん売られていたのが印象的だった。
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 シャケ、イクラと日本でもおなじみの食材も。うまそう。

a0021929_1372189.jpg 野菜は、季節的にまだ春になったばかりということもあったのか、ほとんどが中国から来ているとおぼしきものばかり。
a0021929_1375243.jpg まるで箪笥か仏壇のような構造の市場の商店。観音開きの扉部分もショーケース。

 帰国して、あらためて地図をチェックしてみたら、ウラジオストク市内の主要な市場とショッピングモールをほとんどさらっていたことに気づく。ほかにすることはなかったのかと以下略。

a0021929_139329.jpg あの小さい日本人、一体何回同じところを往復したら気が済むのかしら……

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by terrarossa | 2010-08-23 01:44 | 見聞録
2010年 08月 22日
正しい道路の渡り方 ロシア極東ふたたび・その3
 ロシアから日本への帰国便はハバロフスク発→新潟着なので、寝台列車「オケアン号」で、ウラジオストクからハバロフスクへ移動した。

 シベリア鉄道の終着点、ウラジオストク駅は港に隣接した大きな駅。
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a0021929_1638782.jpg クラシックな駅舎は内部も美しく改修されており、おおこれは、と期待していたのだが……
a0021929_16384563.jpg トイレは有料の上、便座無し・紙無し、という伝統的なロシアンスタイルをしっかり踏襲していたのだった。くっ。
a0021929_16392870.jpg ようやくあたりが薄暗くなってきた夜8時過ぎ、オケアン号に乗車。新しくてきれいな列車だった。
2等車は1室4名のコンパートメント。ここで偶然、日本人旅行者の方と同室になり、以降、帰国まで行動を共にしていただいた。

a0021929_16395988.jpgハバロフスク郊外の夜明け。白樺の林が美しい、シベリアーンな湿地が続く。ここから大量の蚊が発生するのだろうなあ。

 ハバロフスク駅前は、6年前とは全く様子が変わっていた。そういえば以前来たとき、がんがん工事していたっけな……
 こぎれいに整備された駅前に、クワス売りのタンクは見当たらなかった。ロシアも最近は、昔ながらのクワス売りが少なくなったという記事をどっかで読んだのだが、朝早かったし、夏ではなかったからいなかった、というだけかもしれない。

 ハバロフスク滞在はわずか1日。ということで、朝早くから夕方遅くまで、昼食も摂らずにひたすら街を歩き倒した。
 だがしかし、道のりは平坦ではなかった。物理的に。

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 階段。
a0021929_16412683.jpg 階段(としてどうなのか、ツッコミを入れたくなる階段だが)。
 地図上では、直線的な道が碁盤の目状に走っているので、平坦な土地だと勘違いしそうになるが、実はきわめて立体的な地形なのだ。
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 遠くが見渡せるほど、途方に暮れる。あの先まで行かねばならぬのかと……
 ウラジオストクも坂だらけで歩くのが大変だったが、ハバロフスクはウラジオストクと比べると、間合いがゆったりした地方都市なだけに、余計先が遠く感じられる。足腰を存分に鍛えたい方はハバロフスクがおすすめ(本気)!

a0021929_16423229.jpg 木造建築を結構見かける。
a0021929_16425428.jpg あっちこっちで目立ちまくり、カササギの巣。

 ハバロフスクもやはり日本の中古車が圧倒的に多い。
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 全身どろまみれ。これぞRV車冥利に尽きる使われ方。
a0021929_16434759.jpg セルゲイさんの車……らしい。ロシアでも、日本語はオシャレでクールなものと認識されているのか?
 すると、オケアン号で同じ車室となり、一緒に町歩きしてくださったHさんが、「ウラジオストクではこんな車がありましたよ」と。
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 …………。
 うん、ワルのテイストとか強そうなイメージを求めたかったんだよなきっと。気持ちはわかるが残念だ。なんでかすごく残念だ。
 Hさん、笑えるネタ画像提供ありがとうございました。

 5月6日に軍の式典があるらしく、ハバロフスクでは予行演習をやっていた。
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 レーニン広場。小学校の鼓笛隊パレードよろしく、後ろの列がグダグダしていた。いいのかロシア軍。

a0021929_16453630.jpg 「あー終わった終わった」「はやく昼飯食いてー」
 ……と言ってたかどうかは定かでないが、練習が終わるやいなや、隊列崩してくつろぎはじめた若人たち。おうち兵舎に着くまでが練習じゃないのか。

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by terrarossa | 2010-08-22 17:13 | 正しい道路の渡り方
2010年 08月 22日
正しい道路の渡り方 ロシア極東ふたたび・その2
 さて、ウラジオストクでは無計画に5日間もいたため時間をもてあまし、テキトーに乗車した路線バスで終点まで行って帰ってくるという意味不明の行動を何度も繰り返してしまった。おかげでウラジオストクが大きな都市だということがよーくわかった。そして、郊外はまだまだ発展途上だということも確認できた。

a0021929_6441630.jpg 中央広場の地下道。きれいだったが、ちょっと暗かった。店開きしているのは手相占い、ではなく合鍵屋。

 郊外はひたすら大きな住宅団地ばかりだった。
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 社会主義時代に建てられたとおぼしき、年季の入った高層住宅群。

a0021929_6455630.jpg イイカゲンな舗装の路面に水たまり。
a0021929_6465298.jpg こういう道路も、そのうちきれいに整備されるんだろうか。
a0021929_6472045.jpg 鉄塔にはガラス製の碍子。日本の碍子は陶製だけど、ロシアではガラスの方をよく目にする。
a0021929_6474653.jpg いきなりこんなのが通りを塞いでいるあたりがロシア?でも、どこぞのカップルがピースサインしながら装甲車をバックに記念撮影などしていて、警備員も警備してない。なんかとてつもなくゆるいがいいのか。

 ウラジオストクは軍港の町。あちこちで、軍人さんたちがぞろぞろ歩いているのだった。
 休暇の外出もグループ行動のようだ。5~6人一組の小隊で、よく見ると、ひとりだけ服装の違う人がいることが多かった。たぶんそれがリーダーなんだろう。
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 地元のおじさんと何やら楽しげにおしゃべりしていた集団。いかめしい軍帽が一見かっこよさげだが、よく見ると、みんな服に着られている感じの若いのばかりだー。

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by terrarossa | 2010-08-22 06:59 | 正しい道路の渡り方
2010年 08月 04日
正しい道路の渡り方 ロシア極東ふたたび・その1
 前述してきたとおり、脳内ロシアサッカー祭りの勢いで、2010年5月、ロシア極東へ。ウラジオストクは4年ぶり、ハバロフスクへは6年ぶりの訪問となったのだが、街はいろんなところで様変わり。これがロシアンバブルってやつなのか?そうなのか?

 今回の旅行も、サッカー観戦以外は、ひたすら街を歩き倒し交通機関乗り倒しに終始するだけの一週間だったため、それはそれはじっくりと街の様子を見て回ることができた(←それ以外にすることはなかったのかと今更ながら自己ツッコミ)
 ということで、まずはかの地の道路事情なり交通事情なり、感じたことを羅列してみることにする。

 
a0021929_2312015.jpg 背筋ぴっしり、おなじみ横断歩道の標識。ロシアの「道路を渡るヒト」は標識ごとに絵柄が異なるなんて事はなく、きっちり統一デザインである、というのは前からそうだったのだが、

a0021929_2315752.jpg ウラジオストク駅前のは、蛍光イエローな反射板に縁取られて、バージョンアップしていた!こんなゴージャスな標識は4年前にはなかったぞー。

 そして以前よりもずっと、市民の方々は信号を守っていた!これまであちこち行ったりしている中で、人が交通ルールを守るかどうかは、その地域の生活の豊かさと密接な関係があるような気がしているので、やっぱりロシアはイケイケドンドンなのだな、と思ったのだった。いやほんとのところはどうなんだか、旅行者ごときにわかるはずもないが、やっと極東地域にまでバブルが到達したというような雰囲気は、ちょっとだけ感じた、ような気がする。

 生活が豊かになったからなのか、交通渋滞はたいそうひどいことになっていた。特に平日のウラジオストクは、市街地から容易に車が出て行けない有様。車の台数が増えて渋滞が恒常化したため、「車の通行の妨げとなっている」ということで、とうとう市街区域のトラムが廃線に。以前訪れた時には7路線も走っていた路面電車は、現在、郊外を走る2路線が残っているだけとなってしまった。

a0021929_2323787.jpg 駐車中の車も先に進みたい車もごっちゃごちゃの交差点。それにしても、視界に入るほぼすべての車が日本の中古車ってどうよ。

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 トラックも日本のロゴをつけたまま大活躍。
 そういえば街を歩いていたら、いきなり「右に曲がります。ぴーっぴーっ、右に曲がります」という日本語の機械音声が普通に聞こえてきて、一瞬、ここはどこなんだかわかんなくなったよ……

a0021929_234727.jpg 郊外を走る路面電車。クラシカルな車両が奏でる、悲鳴のような軋り音と、舌を噛みそうながたつきはお約束。

a0021929_2342786.jpg で、車内もたいへんクラシカルであった。
 始発から終点まで二十分ほど乗車したはいいが、公園のベンチのごとき座席は、長時間座る仕様ではなかった。これはなにかの試練でしょうか?イタタタ……

 トラムを廃線にしても、それがバス路線に代わっただけで、車の台数もどんどこ増加、と、残念ながら市街地の渋滞はいっこうに解消していないもよう。トラムは便利で安くて(市内7ルーブル均一)良かったのに、と嘆いている人たちはたくさんいるんだろうな。

a0021929_2353234.jpg 旅行者の交通手段として、ローカルな路線バスの利用はけっこう高いハードルだが、バス路線図があればどうにかなんとかなる。で、まず本屋へ行き、バス路線図を入手。キリル文字はゆっくり見ながら考えないとなかなか読めないが(とほほー)、バスには路線番号が大きく書いてあるので大丈夫(汗)。料金は市内なら11ルーブル(約33円。2010年5月現在)。料金は降車時に現金で運転手に支払う。小額紙幣か硬貨であれば、お釣りもそこでもらえる。基本的に停留所ごとに停車もしくは減速してくれるが、降車ボタンなどはついていないので、乗客のみなさんは、降りようとする停留所が近づいてきたら、前のドア付近に移動して、運転手に次で降りたいということを「意思表示」していた。
 バスはほぼ韓国製の中古車(街を走る9割方の自動車が日本の中古車とはいえ、あくまでもロシアは車両右側通行のルールなので、乗降口が左側にある日本の路線バスは使えない)。運転手に制服などといったものは特に無く、どの方々もスウェットにGパンとか、非常にテキトーな装いで業務についていた。服装がなんだろうと仕事をきちんとこなせばそれでよし、なんだろうが、運転席を離れたら、誰が運転手なんだかわからん。で、みんなそれぞれ運転席周りを自分の使い勝手がいいようにアレンジ(デコレーション?)し、好みの音楽を結構な音量でかけていた。ああフリーダム。

a0021929_2355698.jpg この運転手さんはロシアンな歌謡曲がお好みらしく、車内にはしわがれたおっちゃんの歌声が響き渡っていた。渋いぜ。
 かと思うと、老若男女あらゆる人々がご利用する公共交通機関として、これ、いいのか?っていうくらいガチなヒップホップで、思うさまグルーヴしていたニイサン(やたら若い運転手だった)もいたり。バス車内がどこぞのクラブと化していたわけだが、まだまだ詰めの甘い道路事情と、おんぼろ車両のいかれ気味なサスペンションとの相乗効果で、かなり相当ぐわんぐわんに揺れながら走るので、それはそれで合っていたような。

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by terrarossa | 2010-08-04 02:48 | 正しい道路の渡り方