2009年 11月 21日
2009年もドイツのサッカーを見に行く・その4
 ロベルト・エンケの死という衝撃はあまりに暴力的すぎて、何も言葉が出てこない。ともあれ、すべて終わってしまった今はただ、自分の中に、その事実を静かに収納しておく場所をつくるだけだ……

◆9月26日(土)ブンデスリーガ第7節 1.FCケルン対レバークーゼン……の前に。
 今回の日程最後の観戦は、通称「ラインダービー」と呼ばれる、隣接する地区のクラブ同士による試合となった。
 平日のカップ戦でも大盛り上がりだったケルンサポ、ダービーマッチともなれば一体街はどうなるんだろうか。
 果たしてそのケルン市内、道ゆく人々の服装や持ち物を見ていると、試合前日には既にチームカラーである赤白の2色が目につきはじめ、夜になるとビール片手に応援歌を歌い出す輩もそこかしこで目撃されるようになる。なお、滞在していたアパートは繁華街のど真ん中だったので、試合前日は夜明けまで歓声やら歌声やらが階下からどんがらどんがら鳴り響いていた。金曜の夜なのだから、全てがケルンサポではないんだろうが、熱い、熱すぎる。……で、たのむから早く寝て下さいケルンサポの皆さん。
 
a0021929_1541423.jpg これぞまさしく全身ケルン。ケルン市内の服地屋のショーウィンドウにて。山羊マークのケルンエンブレムのプリント生地でつくられた衣装の数々。だが、何か方向性が間違っているように思えるのは気のせいだろうか……

a0021929_1545119.jpg ケルンのファングッズ、山羊マグカップ。大手スーパーのREWEで、ファンでもないのに衝動買い(REWEはケルンの胸スポンサー)。
 そんなケルンのマスコットは本物のヤギ、ヘンネス君。

a0021929_158476.jpg 試合時にはいつもピッチサイドにいるようだが、あの大観衆と騒音がものすごいストレスになっているのではと思うと、なんだか気の毒な……

 ごく一般的なサポーターの応援グッズとして欠かせないのは、贔屓チームのマフラーだ。欧州リーグは厳寒期にも試合が行われるので、マフラーは防寒対策としても必須のアイテムである。ゆえにデザインは多彩で、小さなクラブでもたいていマフラーだけは何種類ものパターンが販売されている。 
 とりわけ気合いの入ったファンともなると、マフラーを腰ミノよろしくぶら下げるスタイルを採用するらしい。

a0021929_1591428.jpg ウエストサイズがでかいほど、ぶら下げるマフラーの本数を増やすことができるのだな。
 このほか、クラブのフラッグをマント状に羽織る、スカート状に腰に巻き付ける等のオプションもあるようだ。

a0021929_1593827.jpg こちらはフラッグを腰に巻いたブレーメンサポ。腕にはマフラー。
 クラブのワッペンやバッジがびっしりつけられたデニム地のベストを着用している年配のファンもいる(なぜかそういう若者はいない)。
 日本のJリーグでは、冬は試合を行わないため、防寒を目的とするマフラーというのはそれほど必要ではない。むしろ、暑い時期にも使えるものをということで、観戦グッズとしてはタオルマフラーというものが一般的である。形だけは欧州っぽく、でも機能的にはJリーグの開催シーズンに合わせて使い勝手の良いタオル地、というところが極めて日本的な発想だと思う。

a0021929_204375.jpg 名古屋グランパスのタオルマフラー。ロゴやエンブレムがあまり目立たないタイプのもの。欧州リーグのマフラーのように、Jリーグはタオルマフラーのデザインが多彩。

 しかし欧州でもシーズン当初は夏なので、マフラーを首に巻くには暑すぎる。そのせいかどうかわからないが、人々は長いマフラーを手首にでろんと縛って、腕を振り振りスタジアムへの道を闊歩していたのだった(オーバーハウゼンのマスコットも手首にマフラーを縛って振り回していたな……)。
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by terrarossa | 2009-11-21 02:27 | サッカー


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