2006年 09月 25日
続・正しい道路の渡り方
関連ブログ:正しい道路の渡り方

 その国の名は聞いたことがあっても、一体どんな国なんだかいまいち謎だったブルガリアに行ってきた。行こうと決めてから色々調べたが、いわゆるパックツアーはほとんどないし、ヨーロッパの鉄道切符を扱う旅行会社でも、ブルガリアの鉄道切符は扱っていないと言われてしまった。おかげで、往復の航空チケット以外ほとんど何も決められないまま、いきあたりばったりの旅行となった。
 幸いにも、まあまあ適当なホテルが見つかり、汽車やバスの切符も買えて、行きたいところに行けた。日本からの直行便がないので、ヨーロッパ経由で乗り継ぎしなければならず、到着まで時間がかかるというところはネックだが、見所はたくさんあるし、ヤバげな雰囲気もうすく(根拠はないが、なんとなく肌で感じるこの直感はけっこうあてになる)、どことなくのんびりしていて居心地が良かった。
 現在EU加盟に向けていろんなものを整備中といったところで、段差だらけの歩道あり、がったがたの建物あり、ぼったくりタクシー横行といった問題はあったものの、これらの課題も徐々に改善されていくのだろう。

 さて、都市の道路に横断歩道あり。へんな外国人が横断歩道の標識を喜々として撮影しているという光景は、さぞかし不審なものに見えたに違いない。
 そんなブルガリアの横断歩道は、中国、ロシア、ベトナム同様、青い四角に白い三角、人物と横断歩道のラインは黒という、旧共産圏おなじみのスタイルだった。

a0021929_1442541.jpg人物はわりとリアルめのシルエット。中国東北部ほどじゃないが、あまり人には優しくない道路事情の割には、おっし渡るぜ、という気合いは伝わってこないなあ……

やはりここでも場所によって微妙にデザインが異なっていた。

a0021929_1444518.jpg横断歩道のラインが切れてるタイプ。

a0021929_14594.jpg帽子着用。「ぺたぺた」という擬音をつけたくなる足取り。とりあえず、気合い入れて渡ろうという意志は感じられる。

かと思えば、

a0021929_1452389.jpgこちらはなんと軽やかな。横断歩道はすたこらさっさと渡りましょう。


新たな発見。
乗り継ぎで立ち寄ったドイツで見た横断歩道の標識が、旧共産圏特有のものと思っていたデザインと同じだったのだ。しかも、ここでも場所によって絵柄が違っていた。

a0021929_1453774.jpgミュンヘン市内にて。人物の向きが逆!帽子着用。カクカクしてて、紙人形のようだ。

a0021929_1455698.jpgそのすぐ近くにあった標識。こちらは記号化された人物描写である。要はわかりゃいいんだな。


あなどれん、道路標識。面白すぎる。
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by terrarossa | 2006-09-25 01:48 | 正しい道路の渡り方 | Comments(4)
Commented by mumilan at 2006-09-25 20:34 x
最後の人のがいいですね。
ある意味進化しているようで。
でも、なぜ四角に三角なんでしょう。
ピラミッドパワー…?
Commented by gix01mg at 2006-09-30 23:47
こんばんは。
旧東ドイツの信号機の人物は親しみを感じるデザインで、
キャラクター商品も作られているそうですが、
横断歩道の絵柄は「まずは渡れ」と言ってるようですね。おもしろいです。
どこで買ったものなのか、ブルガリア音楽のCDがありました。
ちょっと聴いてみようと思います。
Commented by terrarossa at 2006-10-02 03:13
mumilanさん>
日本でも、横断歩道の標識は形そのものが三角ですね。たぶんなにか意味があるんだろうなあと思ってます。
ドイツの最後のは、中国やベトナムで見たものに似てました。
Commented by terrarossa at 2006-10-02 03:20
gix01mgさん>
旧東ドイツの信号機の人物、ぜひ見てみたいです!
標識の人物は、完全に記号化されているものと、リアルなシルエットのものとに二極分化しているような気がします。
ブルガリア、ベトナム、ドイツの標識のデザインはアバウトで、場所によって描写が違いましたが、意外にも、ロシアは町中だけでなく、ハバロフスクとウラジオストクでも完全に同じデザイン。見事に標準化されてました。

ブルガリアの音楽は独特ですね。行ってみて実際に聴いて、ますます興味が湧いたところです。


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