2006年 06月 17日
浦潮探訪記
 5月初旬に訪れたロシア極東の港町、ウラジオストクは日本の中古車であふれかえっていた。
日本から運ばれた車はここの港へ入ってくるのだから、台数が多いのは何ら不思議なことではないが、
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 市内は見渡すかぎりの日本車。
 5年前、ユジノサハリンスクでもたくさんの日本車を見かけたが、そんなレベルははるかに超えて、ここが日本かと錯覚する瞬間もあるくらいのものすごさ。今から5~10年くらい前の、あらゆる車種が揃っている。


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改善されたとはいえ、道路事情はまだまだだし
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ユーザーの扱いもぞんざいだが、
ロシアにおいて、長持ちする上に性能がいいと評判の日本の中古車は、確実に愛されているようだ。

 例によって、大半が徒歩、一部路線バス・路面電車を使い、まる3日間かけて市内を歩きたおしたが、その限りでは、市内の一般車両の95%以上が日本車とみた。路線バスは韓国製が目立ったが、普通乗用車・小型トラックで、日本車以外の車両を見ることは非常に稀だった。

a0021929_2141962.jpg商用車はやっぱりロゴがそのまんま。意味不明の英文Tシャツを日本人が普通に着る感覚と似ているのかも。

 でも、ロシアの交通ルールでは、車両はあくまでも右側通行。
 空港まで送迎してくれた運ちゃんに「運転しにくくないか」と質問したら、「慣れたからぜんぜんどうってことないよ」との回答。「ロシア製の車は高いうえに良くない。断然日本車だよ」という率直なご意見もちょうだいした(日本人へのリップサービスなのかもしれないが)。
 国内製の車が売れなくなるから、とうぜんロシア政府は面白くない。で、関税の大幅引き上げとか、右ハンドル車輸入禁止措置なんかを検討しているみたいだが、そんな政府の対応に、市民は抵抗し、デモまで行ったということだ。
 いいか悪いかは別として、これだけ日常生活とは切り離せないところまできている状況を実際に目の当たりにし、これじゃあみんな政府の意向には反対するよな、と思った次第。

 車じたいの台数も多く、それだけ車を買えるほど豊かな市民が増えたということかもしれない。いわゆるスーパーマーケットもあって驚いた。数年前にできたばかりだという。
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ロシアの商店といえば、ショーケースの後ろとか、ブースの内側に商品が並んでいて(あるいは、貼り付けられていて)、店員に商品をとってもらう、というのがおなじみのスタイル。
 なので、たとえば食料品などは、賞味期限ギリギリのを念入りに選んでよこすし、うっかりしていると、ふくらんだ缶詰や、包装の破れている商品を手渡されるはめにもなる。客が自由に商品を手に取りながら買い物かごに入れ、レジで精算するというシステムは、かつてのロシアにはなかったものだ。ちょっと見たからわかるというのでもないけれど、行って、見て、やっぱりロシアもどんどん変化しているのだと実感した。

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線路上で休憩する作業員のみなさん。後方のダンプはめずらしく日本車ではなかった。
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by terrarossa | 2006-06-17 03:02 | 見聞録 | Comments(2)
Commented by mumilan at 2006-06-25 20:48
テラロッサさん、はじめまして。
少し前にアマガエルさんの画像に誘われてここを知りました。
ロシアのずぼらさ加減がたまらないですね(笑)
蓋無しマンホールと痩せたニシキゴイが
声にならない叫びを発しているかのようです。
四葉のクローバー、私も子供の頃よく探しました。
あるときは結構たくさん見つかるのですが、
幸運は…なかなかですね。
Commented by terrarossa at 2006-06-27 23:54
mumilanさんはじめまして、ようこそいらっしゃいました。
カエルは見ていて見飽きないですね。
でも、いつもゆっくり撮影している時間がなくて、
せわしく2、3枚ずつ撮るのがせいいっぱいです。
ゆっくり撮影の時間が取れたらなあ……

ロシア、色々面白いです。
行くたびに、もう一度行きたいという気にさせてくれる国です。


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