2010年 10月 31日
2010年もまた、ドイツのサッカーを見に行く・その6
◆ワールド・フェイマス・タウン
 ドイツ北西部の地方都市、オーバーハウゼンはデュッセルドルフから電車(RE)で約30分。この町は、南アフリカワールドカップによって、にわかに有名になった。
 昨年ドイツを訪れた時、ミュンヘンのアリアンツ・アレナでDFBポカール(ドイツカップ)、バイエルン・ミュンヘン対ロット・ヴァイス・オーバーハウゼンの試合を観戦したのだが、あの時はまさか、バイエルン相手に善戦した2部リーグの本拠地が、世界のメディアで報道されるようなことになろうとは、夢にも思っていなかった。
 そう、オーバーハウゼンは、ワールドカップにおけるドイツチームの勝敗を次々と的中させ、世界中から脚光を浴びた予言タコ「パウル君」がいた水族館、「Sea Life」がある町なのだった。

 今回オーバーハウゼンへ行ったのは、タコ見学がメインではなかった。昨年、アリアンツ・アレナにおいて、そこがまるでホームスタジアムであるかのように自由奔放暴れまくっていたアイツが、まる一年経っても気になって気になって仕方がなかったから、である。
a0021929_7505042.jpg ひとんち(アウェイ)でこんなに好き放題していたマスコットを他には知らない。ドイツのKY、オーバーハウゼンの犬。名も知らぬまま一年が経過。

 せっかくまたドイツへ行くのだから、なるべく多くの試合を見たい。てことで、ツヴァイテ(2部)のリーグ戦スケジュールもチェックしていたら、帰国前日の9月26日にオーバーハウゼンホームで試合があるという。デュッセルドルフからも近いし、これはぜひ行かねば。
 ……や、その前に、オーバーハウゼンといったら、まずタコ参りでしょうよ(←ミーハー)。

a0021929_7513660.jpg かつて重工業で栄えた町だというオーバーハウゼン。駅前周辺は石造りの重厚な建物が並び、つくりはでかいという感じがしたが、間合いが遠くて、人口密度はさほどでもない印象を受けた。郊外へ行くと、ますます間合いは遠くなり、工場らしきもの、ショッピングモールやホールなど、ひとつひとつはやらたでかい施設が、広大な平原にぽつん、ぽつんと点在していた。平日の午後、ほとんど人の姿はない。
a0021929_752534.jpg バスもこのとおり。貸し切り状態。
 
 そんな町の郊外に、水族館「Sea Life」はあった。ワールドカップが閉幕して2ヶ月あまり。夏休みも終わり、お客さんは少なかった。おかげでゆっくり回ることができたが……
a0021929_754564.jpg かなり辛抱強く待ったのに、パウル君はとうとう姿を見せなかったよ……(涙)。つい先日、10月26日にパウル君が亡くなったとの報道があったけど、この時はもうかなり弱っていたんだろうか。
a0021929_7543631.jpg よう、残念だったな。


 さあ気を取り直してロット・ヴァイス・オーバーハウゼンのショップへGo。
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 商店街の片隅でひっそり営業。でも試合日はにぎやかなのかもしれない。
 ここで試合のチケットと、山積みになって売られていたマスコットのキーホルダーを購入。

a0021929_7555044.jpg 去年アリアンツ・アレナで見たアイツとちがって、かわいいじゃねーか。
 ……こんなつぶらな瞳じゃなかったし、口は開きっぱなしだったはず。
 ショップの店員さんに、このマスコットの名前を聞いたら「アンタードッグよ」と教えてくれた。おお、ついに一年越しでコイツの名前が判明。
で、感動とともに「UNDERDOG」を辞書で調べてみると、「負け犬」…………ズドーン。
 じ、自虐キャラだったとは……あのふてぶてしさは「開き直り」だったのか……?
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by terrarossa | 2010-10-31 08:05 | サッカー


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