2014年 08月 15日
若干雨が小降りになったような気がしたところで、ちょうど試合開始。
…かと思ったら、全員起立で国歌斉唱。そうだ、ここは中国なんだなとあらためて気付かされる。 スタジアムの電光掲示板。プロリーグの公式試合だというのに、バナーを出したまま、切り替え操作の様子までお見せしちゃう電光掲示板ってどうよ。 雨中試合なので思うようにボールが走らず、どちらのチームもかなり苦戦しているもよう。遠目から見ると、雨さえなきゃ良い状態の芝だったのかもしれないが、なにぶん雨の量に水はけが追いついていない状態で、人が動くと盛大に水しぶきが上がる。転倒すればドロドロになるし、もはや戦術とか技術というよりも、この劣悪なコンディションにめげなかった方が勝つんじゃないかと思いながら見ていた。 試合中ずっと、テレビ中継の映像をそのまんま流している電光掲示板。たいへんわかりやすくてよろしい…って、ただの手抜き、いや、合理性を追求した結果こうなるのだな。 だが思ったより早く試合は動く。杭州緑城、試合に入りたてで油断があったのかなかったのか、唖然とするようなゆるゆるディフェンス(いくら雨だからってそれはねえだろう)のせいで、前半の割と早い時間帯にさくっと2失点。それで目が覚めたのかどうなのか、それからほどなくして、左サイドから相手の隙を突き、スター・汪嵩選手が鮮やかなミドルを決めて1点を返し、2-1。雨に煙るバックスタンドがどうやら盛り上がってるのがうすぼんやりと窺える。ちなみに、メインスタンドはじっくり試合を見たい派が相当数いるようで、さほど熱狂的ではない。 さーここから逆転していきましょう!という感じで、押せ押せムードの杭州緑城。ブラジル人選手を中心とした攻撃は悪くない、が、せっかくコーナーキックに持ち込んだというのに中に誰もいないとか、つるっとトラップミス続出とか、宇宙開発シュートとか、肝心なところで外しまくってなかなか点が取れない。足技は上手いようなんだけど上手くいってない。 苦労しながらも審判はまともなジャッジをしているように見えるし、ラフプレーも今のところそんなにない。AT1分で前半が終了した。 後半も相変わらずの雨。 それでもスタンドは屋根で覆われていて雨が吹き込むこともなく、快適だった。 スタンドに屋根がなく、冷たい雨がダイレクトに、たたきつけるように降り注いでずぶ濡れになった大宮×名古屋戦とか(この時初めて雨を「痛い」と感じました…)、ガチな吹雪でホワイトアウト状態になり、雪まみれで寒さに震えながら心眼で観戦するしかなかった山形×名古屋戦とか、過去に観戦してきた雨中試合や雪中試合のことを思うと、今、試合で戦っている選手の皆さんには申し訳ないくらい良い環境。なんかこう、「別な場所で見ている」という温度差すら感じるのがいいんだか悪いんだか。 そんな中、江蘇舜天の選手が杭州緑城の選手を引っかけて倒してしまい、レッドカードで退場。これで江蘇舜天は10人。だが、がっちり引いて守る相手を前に杭州緑城は数的優位を活かせず、後半は無得点。そのまま2-1で江蘇舜天が勝利した。 ホームで痛い敗戦。この時の江蘇舜天はたしかリーグ上位(4位だったかな)、杭州緑城はかろうじて中位(8位くらいだったような)。そしてこの後ずるずる順位を下げていったように記憶している。 雨?やーもう、試合終わってスタジアムを出ても、相変わらず最後まできっちりと、嫌がらせかと思うくらい容赦なく降りやがってくださいましたよ… バスは来ないしそうこうするうちずぶ濡れになるしで、結局、タクシーでホテルまで帰ったのだった。ヘタレめ。 中国・杭州は「龍井茶(ロンジン茶)」の産地。ということで、空港のカフェで龍井茶を頼んだら、気前よくどーんとビールジョッキに入って出てきた。とても飲みきれる量ではなかった… #
by terrarossa
| 2014-08-15 00:08
| サッカー
2014年 08月 14日
中国プロサッカーのトップリーグの公式戦だというのに、場内にプログラムどころか関連チラシもなく、ポスター一枚貼られていなかったスタジアム。この試合は、ここで催される様々なイベントの内の一つにすぎないという程度の扱いなんだな、ということがよーーーーく理解できた。知らずに行ったら、一体何が行われようとしてるのかさっぱりわからない埋もれっぷりが、いっそすがすがしいくらいだったよ…
雨が降ろうが雷が落ちまくろうが、どうやらキックオフはなんとしても予定通り、つつがなく行いたいらしい。ざぶざぶのピッチで練習していた選手の皆さんはいったん中へ引き上げ、やがて電光掲示板で、「しゅわっぐおーん」とかいうかっこいい効果音とフラッシュ的なCGとともに、かっこよく選手紹介が始まった。 本日のスタメン。 (1)しゅぱー(←効果音とフラッシュ) ここだけ後で撮ったので岡田監督のショットになってしまいました… (2)上半身ハダカの選手が登場!(一瞬) (3)すぐさま着衣映像に切り替わり、自分の胸(クラブのエンブレムあたり)をぽんぽん (4)腕組みしてどや顔! この16番さんは範暁冬(Fan Xiaodong)選手。2011年5月に、瑞穂陸上競技場で行われたAFCチャンピオンズリーグの試合、「名古屋グランパス」対「杭州緑城」を現地観戦したのだが、この試合でもフル出場していたもよう。当時はこの人と認識してなかったけど。 観戦した名古屋戦は岡田監督が就任する前で、ブラジル人選手がよく機能していて、クリーンでスマートなサッカーをするチームだな、という印象を受けた。同年7月にアジア遠征ツアーで中国に来たアーセナルFCとの親善試合もネット映像で見た時も、イングランド・プレミアリーグの名門クラブ相手にすごく健闘しているな、と思ったのだった。よく中国のサッカーを揶揄して「カンフーサッカー」などと言われることがあるけど、みんながみんな、そういうことではないのね(当たり前だ)。 杭州緑城のスター選手というと、この方だそうです。汪嵩(Wang Song)選手。 杭州緑城には、汪嵩選手ともう一人、チームのキャプテンを務めていた杜威(Du Wei)選手という2大スターが在籍していたそうなのだが、杜威選手のほうは、たしかこの試合の直前あたりに他クラブへ電撃移籍してしまったという事件があったはず。杜威さんは、杭州緑城というクラブを認識する以前に、自分が唯一知っていた中国代表選手というくらいには有名な人なので、いきなり抜けられてしまってチームは混乱していたのかもなあ、と。 トリはかっこいい岡田監督のCG。胸スポンサーはDAIKIN(日本の空調機器メーカー)。 #
by terrarossa
| 2014-08-14 02:47
| サッカー
2014年 03月 10日
入場までだいぶ時間があるので、いったんここを離れ、買い物かお茶でも…と思ったが、まずスタジアムを出るまでたいそうな距離を歩かなくてはいけなかった。仕方なく延々歩いて外へ出たが、おひとりさまでも気安く入れそうな店は見当たらない。昼過ぎの強烈な日差しはどこへやら、いつの間に空はどんより曇り、じっとりと不穏な湿気があたりを覆っている。そのうちどんどん雲行きがあやしくなっていき、ゴロゴロ雷鳴が聞こえてくるとともに、とうとう雨がぱらぱら降り出した。
結局、飲まず食わずのまま、うんざりするような距離をダッシュしてスタジアムへ引き返す。この選択は正解だった。スタジアムの入口にたどり着いた頃、雨はもはや、スコールと呼んでもいいようなレベルの豪雨になっていて、全方向から稲妻がビッカビッカ光りまくり、そこいらじゅうに雷が落ちまくっていたのだから。 こちらを訪問してくださる奇特な読者の皆様は薄々お気づきかもしれないが…また雨だよ。どこの国に行っても雨だよ…なんでウェルカム・レインばっかなんだ… 雨を避けて集まってきた人たちとともに、スタジアム正面の軒先で雨宿りすることおよそ1時間。いっこうに雨が弱まる気配はない。 そうこうするうちに開場になったので、スタジアム内へ入ることにした。 が、悪天候のせいなのか、それともいつもこんな感じなのか、街なかの喧噪とは全くかけ離れた静けさが場内に漂っていた。ただ、ただ、がらーんとして広いばかりで人影はほとんどない。 売店らしきブースも見当たらず、入場ゲート付近に、ブロックに板を乗っけただけの平台にナッツ系の菓子と冷えてないジュース類が数種類ばらばら並べられているだけ、という極めて簡素な販売コーナーがあったのみ。その、あんまりといえばあんまりなしょぼさは、いかにこのリーグが不人気で客が少ないのかということをあますところなく体現しているかのようだった。 この都市の、ファンも含めたサッカー人口が、競技場のキャパ(51,000人収容)とぜんぜん合ってないことは確かだろう。人口比を考えると、スタジアムの規模としては相応の大きさなんだろうけれど。 そりゃこんだけ客が少なきゃ、当然警備員もヒマ。んで、ゲームやりながら仕事してたり… どう考えてもこんなに必要ないだろうよ… チケットには座席番号が書いてあるから、メインスタンド指定席であることに間違いはないのだが、座席を探していたら、警備員は「好きなとこに座りゃいいじゃん」と、投げやりな対応。確かに、入ってきたお客さんたちが、チケットを見て自分の座席を確認している様子はない。良さそうなところから適当に埋まっていく。 ま、ガラッガラのスタンドだから、どこ座ったっていいっちゃいいんだろうけど、いかにも中国人らしい合理的な発想だよなあ。 こりゃ、かなり相当な数の招待券をばらまくとかしないと、格好つかないなと。その大量の招待券に値段を付けて売りさばく、こすい連中も当然居るわけで(くそー)。なんか色々かの地のサッカー事情も垣間見た気がしたのだった。 試合開始時刻1時間前を切ったところで、予定どおりにウォーミングアップを始めた選手の皆さん。雨はいっこうにやまず、カッ、ゴロゴロドーンと稲妻と雷鳴が光っては鳴り、光っては鳴り、の繰り返し。危険じゃないっすかこれ。で試合、ほんとにやるんでしょうか… 雨に煙る対面のバックスタンド。いわゆるゴール裏のサポが集うスペースで、コアサポの皆さんが気合い入れて応援中…なのだが、あまりにも雨が激しすぎて、メインスタンドからだと、いくら目をこらしてもはっきり見えない。 岡田監督の巨大な段幕もうすぼんやり… 一方、アウェーの江蘇舜天サポはメインスタンド後方に陣取って、熱く、かつ整然と応援中。チャントがJリーグの試合で聞いたのと同じだったり。 集まった観客はどのくらいか…多分2,000人程度がいいところかもしれない(これはきっと、天気のせいだよね?雨さえなければもう少し入っていたはず…多分)。メインスタンド中央付近の席がやっと埋まるくらいで、あとはメインスタンド後方のアウェーの観客と、バックスタンドに陣取ったホームのサポーター。客層は十代後半から二十代くらいの、いわゆる「学生さん」という年齢層が圧倒的に多く、女子もけっこう見に来ていた。プロリーグの試合というより、大学や高校のサッカークラブの試合という感じ。市や市民あげて応援するサッカークラブというイメージにはほど遠く、仲間内で盛り上がってるだけのような雰囲気だった。翌日、市内の、バルサやマンUやブラジル代表のユニフォームがずらっと陳列されていた高級(?)スポーツショップで、「杭州緑城」のレプリカユニフォームを買おうと店員に尋ねたら、「ぷっ」と吹き出されて、「そんなのあるわけないでしょ」的なリアクションをかまされたことで、その仮説が裏付けられてしまった…いちおうブランドはナイキなんだがなあ。 #
by terrarossa
| 2014-03-10 21:25
| サッカー
2014年 03月 10日
2012年7月14~16日、中国・杭州へ行ってきた。大陸のほうの中国へ旅行したのは、2004年のハルビン以来8年ぶり。杭州は初めて訪れた。
ちなみにこの旅行から数ヶ月後の中国は、各都市で反日暴動が起きるなど、ちょっと物見遊山の旅行どころではないヤバイ事態になってしまったので、暑かろうとなんだろうと行っておいて良かったと、今にして思う。 サッカーを見始める以前のおよそ10年間は、中国語圏の映画にどっぷりはまっていた。日本国内で上映される作品は、予定が合えば片っ端から見に行っていた。一般公開される作品は少なく、ほとんどが東京都内で行われる映画祭や上映会での単発上映であったため、休日の大半の時間と、働いた給料の多くが映画を見るために消費されていった。 そうなると当然のごとくわき起こってくる、「見ると実際に行きたくなる」という衝動のままに、北京、上海、綏芬河、ハルビンと、何度か、かの国を訪れたりもした。 そんな訳で、中国に対する関心は、休日と給料をつぎ込む対象が映画からサッカーにシフトしてしまった現在もずっと続いている。 サッカーという視点で中国を見てみれば、近年の急速な経済発展と連動して、良くも悪くも話題に上ることが多くなっている。というか、残念なことに悪い方の話題ばかり耳にする。曰く、10年ほど前にプロリーグ(「中超」:中国スーパーリーグ)が発足したものの、汚職と八百長が横行し、不動産バブルなどで得た巨額の資金で、海外の有名選手を次々に獲得するも、質の高い試合・リーグの運営が出来る環境とはほど遠い状態である云々と。 ネット上のさまざまな情報や、関連書籍を見る限りは、どう考えても一筋縄ではいかないような中国のプロリーグの監督に、元日本代表監督の岡田さんが就任したこともあって、実際はどんな感じなのか、試合を見てみたくなった。 欧州と違って、中国は近い。観光抜きで試合を見て帰るだけなら、カレンダー通りの三連休でじゅうぶん事足りる。 ということで2012年7月14日(土)、岡田監督が指揮する「杭州緑城」のリーグ戦、「杭州緑城」対「江蘇舜天」の試合を観戦した。 14日昼過ぎ、杭州に到着。外に出た瞬間に室内へ戻りたくなるほどの湿気と熱気…気温37度、湿度90%超。むはー。 初めて訪れる都市なのに、なんというか、「ああ、中国だなあ」と。思い込みかもしれないが、8年を経ても変わらぬ雰囲気が。 試合は到着日、当日の夜。試合のチケットも確保してないし、ホテルから競技場までの交通手段も、うすぼんやりとしか調べていない。なので、空港から市内に行くためのバスチケット売り場で、切符と一緒にもらった杭州市街図は非常にありがたかった。地図さえあればどうにかなんとかなるだろう。なるよね…多分。 北京やハルビンでも感じた、大陸的な間合いの遠さはここも同じ。道路が広い、建物がでかい、ブロック間の距離が遠い。だがしかし、この、なにもかも広くて大きいはずの空間にもかかわらず、どこへ行ってもぎっちぎちの人人人。順番守って並んでたら、いつまで経ってもそこから動けない。そりゃストレスたまってイライラしちゃうよな。中国の方々にしばしば感じる、押しの強さや抜け目なさ、自己主張の激しさは、このような密度の高い、あきらかに生存競争が激しい生活環境がそうさせた理由のひとつなんだろうと感じたのだった。 郷に入りては、の要領で、競技場方面へ行くとおぼしき路線バスになんとか乗りこみ、最寄りバス停で降車。最寄りといってもまた、けっこうな距離を歩かなければならない。 黄龍体育場。 大陸的間合いおそるべし。すぐそばに見えてるのに、なんでいつまで経っても着かないんだ。 やっとゲートにたどりつき、なんとかチケット売り場らしきものを発見。この競技場では、様々なスポーツ、コンサートなどのイベントが開催されるため(や、むしろそっちがメインなのだということは、試合観戦してよーくわかった)、チケット売場も当然の如く、人でごった返すカオスとなっていた。そして、なんとここで不覚にも、ダフ屋の策略にまんまとハマってしまった。チケット売場内にダフ屋がいるとか、さすがにそれはないだろう、と油断しきっていたが中国は甘くなかった。チケットカウンターのまん前に立ちはだかってチケットの束を持っていた兄ちゃんを販売員と勘違いして、チケットを購入してしまったのだ。メインスタンドの正規料金は90元(1,300円くらい)。チケットの座席番号を見ると、メインスタンドの中央前方という良席。で、100元札を出したら、「あー60元でいいから」とかなんとか言って、おつりを40元くれたのはいいが、後でチケットをよく確認してみると「贈票」とあるではないか。 偽チケットでもなく、それどころかほんとにいい席で、それを定価より安い価格で手に入れられたのだから、こちらとしては全く損したわけじゃないんだが、どっから入手したのかわからない招待券=タダ券を60元で買わされたってのが悔しい。やられた。 これが「贈票(招待券)」でござい。とほほ。 #
by terrarossa
| 2014-03-10 02:09
| サッカー
2013年 11月 27日
4月28日(日)は、当初全く想定していなかった、シャルケ04対ハンブルガーSVの試合を、現地で知り合った方のご厚意でチケットを譲っていただき、観戦することができた。本当にありがたい話だった。
なぜならその日は、見学するつもりだったバイヤー・レバークーゼンのトレーニングが急遽休みとなり、日曜日ゆえデパートもスーパーも悉く休業のドイツで、うつろな心持ちのまま一日を過ごす羽目になったかもしれなかったからだ。 金曜日は、途中で屋外トレーニングが中断されるほど荒れまくったというのに、この日はというと、腹立たしいほどにすっきりした快晴。ああ、あの時にこの天気だったらなあ… 人けがなく、静まりかえったバイアレナ。 3年前に撮影した植え込みは、ちょっと生長していて、キッカーもキーパーも手足が太く、たくましくなったような気が… 春らしく、ぱらぱらとチューリップが咲いていた。 またここに来ることはあるのかな、などとぼんやり思いながら、レバークーゼンを引き上げ、電車でゲルゼンキルヘンへ向かう。 試合は、シャルケホームのフェルティンス・アレナにて、17:30キックオフ。 座席はバックスタンドの、後ろは壁、という、まさに最上段。大きなスタジアムゆえ、ピッチ上の選手たちが豆粒にしか見えないほど遠かったが、フィールド全体を俯瞰できたので、ゲームの流れを見るには良かったと思う。 実際の見え方はこんな感じ。 望遠で撮影し、後で確認したら、対面から入場してくる選手たちの顔がちゃんとうつっていた。技術の進歩ってすばらしい。 (実は、春のこの旅行からカメラを新調した。フィルムカメラでは20年近く一眼レフを使っていたので、デジタル一眼レフの購入を検討していた。が、動きが激しくて速いスポーツのシーンを、様々な機能をすばやく使いこなしながら撮影するなどということは、自分のような素人にはどう考えてもハードルが高すぎる。せっかく高価なカメラを買っても、どうせ使いこなせないのなら勿体ないよなあ、ということで結局、上位機種でも"デジイチ"よりはたいぶ安い、"コンデジ"を選んだのだった) 満員のお客さんで埋まったスタンド。ゴール裏は圧巻の眺め。 円陣もきれいに写っていました。 後半開始。 試合は、チャンピオンズリーグ出場を目指すシャルケが、開始5分で先制されたものの、その後、怪我から久々に復帰したエースストライカー、フンテラール選手のハットトリックなどで得点を重ねて4-1と圧勝。シャルケ側にしてみれば、点を入れるべき人が決めてめでたし、という結果だったのだが、対するHSVの、春だというのに(←関係ない)なんともお寒い守備ときたらいかがなものかと…孤軍奮闘するGK、レネ・アドラーさんの前に、味方は一人もいませんでした状態だったような… 試合が終わってお客さんが帰ると、後に残るのは大量のゴミ。 ここのスタジアムは中が全部つながっていて、バックスタンドからメインスタンドまでぐるっと歩いていけた。 そして試合翌日の4月29日(月)。この日は帰国日だったが、夜便で出発まで時間があったので、ケルンのホテルをチェックアウトしてから再びゲルゼンキルヘンへ行き、ごく短い時間ではあったが、シャルケのトレーニングを見学した。 練習場に到着した時、前日の試合にフル出場した選手たちはすでに引き上げてしまったらしく、グラウンドには控え組が残ってトレーニングを続けていた。 プッキ選手とバルネッタ選手。このシーズン(2012/13)限りで、プッキ選手はセルティックへ完全移籍、バルネッタ選手はアイントラハト・フランクフルトへレンタル移籍。プロ選手たる者、試合に出場してナンボの世界。出場機会に恵まれなければ、次の活躍の場所を求めてそこを出て行く。現役でいられる期間は限られているし。本当に回転の早い世界だなあとあらためて思う。 もう一枚、プッキ選手とフクス選手。いい笑顔。 練習が終わり、選手やコーチが去った後も、ピッチをせわしく行き来していたカササギ君。 #
by terrarossa
| 2013-11-27 02:47
| サッカー
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展示場
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自己紹介
ハンドルネーム:テラロッサ
身分:社会人(農業関係) 関心事:サッカー、虫、植物、地理、 映画、音楽 時々:絵を描く、写真を撮る、旅行する ハンディキャップ:筋金入りの下戸 座右の銘:結果オーライ 将来の目標:空を飛ぶ ライフログ
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